三逆(読み)さんぎゃく

精選版 日本国語大辞典 「三逆」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぎゃく【三逆】

  1. 〘 名詞 〙さんぎゃくざい(三逆罪)」の略。
    1. [初出の実例]「調達が三逆をつくり、八万蔵の聖教をほろぼしたりしも」(出典:平家物語(13C前)一一)
    2. [その他の文献]〔法華文句‐八下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android