下子(読み)おろしご

精選版 日本国語大辞典 「下子」の意味・読み・例文・類語

おろし‐ご【下子】

  1. 〘 名詞 〙 人工的に殺されて、妊婦体外に出された胎児。堕胎児。または、流産した胎児。
    1. [初出の実例]「おろしご、四月より後は卅日、三月よりさきは七日」(出典:簾中抄(1169‐71頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android