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簾中抄 れんちゅうしょう

大辞林 第三版の解説

れんちゅうしょう【簾中抄】

有職書。二巻。資隆(藤原か)著というが未詳。平安末期成立。年中行事・帝王次第・斎宮など三六の項目に分類し主要事項を記す。雲上聞録。

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世界大百科事典 第2版の解説

れんちゅうしょう【簾中抄】

公家の日常生活に必要な事項について要点を記した一種の百科事典。《雲上聞録》とも称し,上下2巻より成る。資隆なる人物(藤原か)の編纂で,平安時代末の成立と見られるが,一部に後世の書継ぎがある。年中行事,帝王次第,百官諸国,神事,仏事など約40の項目を立て,各項目に関する主要事項を仮名交り文で解説している。《改訂史籍集覧》所収。【吉岡 真之】

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世界大百科事典内の簾中抄の言及

【和算】より

…虎関師錬の《異制庭訓往来》には,〈十不足〉〈百五減〉〈盗人隠〉〈左々立(ささだて)〉などの碁石を使って遊べる遊戯が並べられている。《簾中抄(れんちゆうしよう)》には,〈継子立〉と〈目付字(めつけじ)〉の記事がある。継子立は吉田兼好の《徒然草》第137段にも出てくるのであるから,広く知られていたのであろう。…

※「簾中抄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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