佐藤 友太郎(読み)サトウ トモタロウ

20世紀日本人名事典 「佐藤 友太郎」の解説

佐藤 友太郎
サトウ トモタロウ

明治〜昭和期の窯業家 京都陶器技師長。



生年
文久2年8月11日(1862年)

没年
昭和15(1940)年1月3日

出身地
肥前国長崎(長崎県)

経歴
明治10年京都府から派遣されフランス留学、製磁法を学ぶ。帰国後、19年京都陶器技師長となり、洋式設備の生産方法を導入した。21年経営不振で会社解散すると税関吏に転じた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤 友太郎」の解説

佐藤友太郎 さとう-ともたろう

1862-1940 明治時代の窯業家。
文久2年8月11日生まれ。明治10年京都府から派遣されフランスに留学,製磁法をまなぶ。帰国後,19年京都陶器の技師長となり,洋式設備による生産方法を導入したが,21年経営不振で会社は解散。のち税関吏に転じた。昭和15年1月3日死去。79歳。肥前長崎出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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