何為る(読み)ナニスル

デジタル大辞泉 「何為る」の意味・読み・例文・類語

なに・する【何為る】

[動サ変]
ある動作をぼかして遠回しにいうときの語。「それをうまく―・してくれ」
相手の動作をとがめるときにいう語。何をする。「―・するんだ。よせ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何為る」の意味・読み・例文・類語

なに‐・する【何為】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. 何をする。→なに(何)
  3. ある動作をいう際に、はっきりいわないでわざとぼかして表現する語。なんする。
    1. [初出の実例]「私がつい何して、貰ふやうな事で」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android