又右衛門(読み)またえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「又右衛門」の解説

又右衛門 またえもん

?-? 江戸時代中期の根付(ねつけ)師。
紀伊(きい)の人。稲葉通竜(つうりゅう)が天明元年(1781)に刊行した工人名鑑「装劔奇賞」にその名がみえ,彫師のわからない上物は「紀州の又右衛門でもあろう」といわれるほどの上手であった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android