向井可南(読み)むかい かな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「向井可南」の解説

向井可南 むかい-かな

?-? 江戸時代前期-中期俳人
向井去来の妻。とみ,たみの2女をもうけ,夫の没後は尼となって貞従(貞松とも)と称した。句は宝永2年(1705)刊の去来追善集「誰身(たがみ)の秋」ほか,蕉門句集に散見される。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android