呉須権兵衛(読み)ごす ごんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「呉須権兵衛」の解説

呉須権兵衛 ごす-ごんべえ

?-? 江戸時代前期の陶工
正保(しょうほ)(1644-48)のころ肥前有田(佐賀県)の初代酒井田柿右衛門をたすけ,中国伝来の赤絵を完成させたといわれる。高原五郎七(ごろしち)の門人である宇田権兵衛と同一人とする説もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android