多波礼草(読み)タワレグサ

デジタル大辞泉 「多波礼草」の意味・読み・例文・類語

たわれぐさ〔たはれぐさ〕【多波礼草】

江戸後期の随筆。3巻。雨森あめのもり芳洲著。寛政元年(1789)刊。和漢古今の故事などを、雅俗折衷体で記したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「多波礼草」の意味・読み・例文・類語

たわれぐさたはれぐさ【多波礼草】

  1. 江戸中期の随筆。三巻三冊。雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)著。著者没後三五年目の、寛政元年(一七八九)刊。平明な雅俗折衷文で和漢古今の故事や話柄をとりあげ、時にそれらに対する感想感慨を述べたもの。近世期随筆の佳編一つ

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