天宮村新町(読み)あめのみやむらしんまち

日本歴史地名大系 「天宮村新町」の解説

天宮村新町
あめのみやむらしんまち

[現在地名]森町天宮

天宮村の南、太田おおた川右岸にある。森町の北続きで秋葉街道が通る。天宮村枝郷。正保四年(一六四七)同村が旗本山口領のとき成立した新田。元禄一三年(一七〇〇)には高四石余、家数五〇(「土屋主税領知村高并枝郷変地帳」松井家文書)。延宝七年(一六七九)以降旗本土屋領。天保七年(一八三六)の御国絵図御改御知行高書上(同文書)によれば、延宝七年の改出しで九石余が打出されて一四石余となり、享保三年(一七一八)新町屋敷は七石余、明和三年(一七六六)川除島新屋敷一斗余、同六年新町屋敷七石余・川除島新屋敷三石余が加えられ計二五石余となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報