奉加帳方式(読み)ホウガチョウホウシキ

デジタル大辞泉 「奉加帳方式」の意味・読み・例文・類語

ほうがちょう‐ほうしき〔ホウガチヤウハウシキ〕【奉加帳方式】

ある集団の中で、その構成員が、付き合いを考慮して、金銭的負担などをさせられること。特に、かつて、経営が破綻しそうな銀行生命保険会社証券会社などの金融機関を救済するために、大蔵省が主導して、他の金融機関に資金を拠出させたことをいうのに用いられる。→護送船団方式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android