家代神社(読み)えしろじんじや

日本歴史地名大系 「家代神社」の解説

家代神社
えしろじんじや

[現在地名]諸塚村家代

祭神は伊弉冊命・事解男命・速玉男命・火遇突知命・品陀和気命・素盞嗚命。古くは熊野大権現とよばれ、紀伊国熊野から分霊を勧請、伊弉冊命・事解男命・速玉男命の三神を祀ったといわれている。旧村社。明治五年(一八七二)中村なかむらの八幡神楽殿に祀っていた品陀和気命・素盞嗚命の二神を合祀し家代神社と改称した。同四一年中尾の南川なかおのみなみがわ神社と黒葛原つづらのはるの黒葛原神社を合祀したが、両社とも昭和二八年(一九五三)復社した(宮崎県神社誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android