屠龍の技(読み)とりょうのぎ

精選版 日本国語大辞典 「屠龍の技」の意味・読み・例文・類語

とりょう【屠龍】 の=技(ぎ)[=術(じゅつ)

  1. ( 「荘子列禦寇」の「朱泙漫学屠龍於支離益、単千金之家、三年技成、而无其巧」による ) 学んでも実際には役に立たない技のたとえ。
    1. [初出の実例]「足下之学聖人之道、得屠龍之技乎」(出典:清水吉太郎宛本居宣長書簡‐宝暦某年(1756‐57頃)某月某日)
    2. [その他の文献]〔陸游‐登千峯榭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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