山横沢村(読み)やまよこさわむら

日本歴史地名大系 「山横沢村」の解説

山横沢村
やまよこさわむら

[現在地名]小国町八王子はちおうじ

横沢村の西方山間にある。横沢村猿橋さるはしより石川いしかわ峠・田島たじま峠を越えて鯖石さばいし(現柏崎市)へ至る古道が通じる。集落八石はちこく山東麓に北から南へ離山はなれやま八王子しばまたと続く。小国西組に属する。近世初めは高田藩領、天和元年(一六八一)幕府領、天保二年(一八三一)桑名藩領。正保国絵図に高三四石余。天和三年(一六八三)の越後中将御領覚では村高九八石五斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android