岩宮 武二(読み)イワミヤ タケジ

20世紀日本人名事典 「岩宮 武二」の解説

岩宮 武二
イワミヤ タケジ

昭和期の写真家 大阪芸術大学教授。



生年
大正9(1920)年1月4日

没年
平成1(1989)年6月26日

出生地
鳥取県

学歴〔年〕
米子商蚕(現・米子南高)〔昭和12年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本広告写真家協会賞(金丸賞)〔昭和36年〕,日本写真協会賞〔昭和38年〕「かたち」,毎日芸術賞〔昭和40年〕,芸術選奨文部大臣賞(第19回)〔昭和43年〕「宮廷の庭」,大阪芸術賞〔昭和55年〕,日本写真協会賞〔平成1年〕

経歴
働きながら町の写真クラブで腕をみがき、昭和21年からフリーカメラマンとして活躍。古社寺アジアの仏教遺跡をテーマとした作品で知られた。大阪芸術大学教授もつとめる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩宮 武二」の解説

岩宮武二 いわみや-たけじ

1920-1989 昭和時代後期の写真家。
大正9年1月4日生まれ。第二次大戦後,フリーとしてスタート。「かたち」「京」「宮廷の庭」などを出版。日本の伝統美を追究した。昭和41年大阪芸大教授。平成元年6月26日死去。69歳。鳥取県出身。米子商蚕学校卒。写真集ほかに「アジアの仏像」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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