スタート

精選版 日本国語大辞典の解説

スタート

〘名〙 (start)
① (━する) 出発・開始すること。
(イ) (速さを競うスポーツで)出発すること。
※学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕「久野は敵のスタートとストップの位置をもう一応確かめて」
(ロ) (広く)物事を始めること。車などが動き始めること。
※家族会議(1935)〈横光利一〉「二人はスタートした。練太郎はハンディ十八」
※帰郷(1948)〈大仏次郎〉群動「社のスタートに箔をつけたいのです」
(ハ) 出発したり、始めたりするときの合図の言葉。
※いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉て「〝用意〟〝スタート〟〝カチン〟とあって、正面から奉行の長谷川一夫が、悠然として現れた」
② (「スタートライン」の略) 出発点。比喩的にも用いる。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「吾妻橋の辺を起発点(スタート)とし、向島の艇庫の辺を決勝線とす」
※色ざんげ(1933‐35)〈宇野千代〉「人生の新しいスタートに立つといふのに適(ふさ)はしい明るい希望とか」

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デジタル大辞泉の解説

スタート(start)

[名](スル)
新しく始まること。また、始めること。出発。発足。「新生活がスタートする」「いっせいにスタートを切る」
出発点。スタートライン。「スタートにつく」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スタート
Sturt, Charles

[生]1795.4.28. インドベンガル
[没]1869.6.16. イギリス,チェルトナム
イギリスのオーストラリア探検家。1813年イギリス軍に入隊,1826年オーストラリアへ派遣された。内陸河川調査のため,1828年マクォーリー川を探検して,ダーリング川を発見。1829年マランビジー川を下って,マレー川とアレクサンドリナ湖などオーストラリア大陸最大の水系を発見。過労と栄養不足のため,ほとんど視力を失い,1832~34年帰国。1844~46年再びオーストラリア大陸中央部に到達しようとして,クーパーズクリークなどに到達したが,高温と壊血病に悩まされ引き返した。1839年以来南オーストラリア植民地の官職にあり,1847年帰国。

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