弥藤太島村(読み)やとうたじまむら

日本歴史地名大系 「弥藤太島村」の解説

弥藤太島村
やとうたじまむら

[現在地名]豊田町弥藤太島

森岡もりおか村の東にあり、東側を豊田川、西を前野まえの用水が南流する。天正一七年(一五八九)七月七日の徳川家七ヵ条定書写(御庫本古文書纂)宛先に「やとたしま(刑)部右馬」とみえる。正保郷帳に村名が載り、幕府領、田方一五五石余・畑方三五石余、観福寺領一石・天王領二石。元禄郷帳では高二三三石余。元禄一二年(一六九九)の青山忠重領知目録によると浜松藩領、国立史料館本元禄郷帳でも同藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android