忠治新田(読み)ちゆうじしんでん

日本歴史地名大系 「忠治新田」の解説

忠治新田
ちゆうじしんでん

[現在地名]南区忠道ちゆうどう町・忠次ちゆうじ町・元文げんぶん通・豊田とよだ町・三新さんしん

巾着きんちやく新田の南にある。南と東は山崎やまざき川の流路である。享保一二年(一七二七)熱田社の神官田島肥後が開発を試みたのち、田中たなか(現熱田区)の忠次郎が同二〇年開墾。一八年間の作り取りの後、一反に五升ずつ定納することが約された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android