手を通す(読み)てをとおす

精選版 日本国語大辞典 「手を通す」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 通(とお)

衣服などを着る。
※咄本・今歳咄(1773)葬「こうこうだからドウゾお主が着(きん)ものを、一日かしてくれやれ。手前もほんに。おれさへまだ手(テ)も通(トフ)さぬものを」
② 他のものを経由する。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉二〇「取引所の手(テ)を通(トホ)して、税金さへ納めれば、それで賭博でなくなるのか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手を通す」の意味・読み・例文・類語

とお・す

衣服を着る。「新しい服に―・す」

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