掻上木(読み)かきあげき

精選版 日本国語大辞典 「掻上木」の意味・読み・例文・類語

かきあげ‐き【掻上木】

  1. 〘 名詞 〙かきあげ(掻上)の木
    1. [初出の実例]「燈台に油坏(あぶらつき)すゑて持つことさらにすべからず。かねのはさみとて、釵子(さいし)のやうなるものを、かきあげきには具したるなり」(出典満佐須計装束抄(1184)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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