新薬師寺 十二神将像

山川 日本史小辞典 改訂新版 「新薬師寺 十二神将像」の解説

新薬師寺 十二神将像
しんやくしじじゅうにしんしょうぞう

本堂の円形須弥壇(しゅみだん)上に本尊を囲んで外向きに安置される12体の神将立像。木組のうえに土で塑形する塑造(そぞう)とよばれる技法で造られる。因達羅(いんだら)像台座に「天平」云々の造像年代を示すと考えられる墨書銘がある。像高152.6~166.3cm。新補の1体を除き国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android