木偏(読み)キヘン

デジタル大辞泉 「木偏」の意味・読み・例文・類語

き‐へん【木偏】

漢字の偏の一。「松」「梅」などの「木」の称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木偏」の意味・読み・例文・類語

き‐へん【木偏】

  1. 〘 名詞 〙 漢字の偏の一つ。「松」「梅」「枝」などの「木」の部分をいう。この偏をもつ字の大部分は、字典で木の部に属する。
    1. [初出の実例]「木偏の上がすぐにもなうて、ちっと点を打たやうなぞ」(出典:百丈清規抄(1462)一)
    2. 「くすのきといふ字は木偏に南と書くのやで」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例