棒尽(読み)ぼうずくめ

精選版 日本国語大辞典 「棒尽」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ずくめ‥づくめ【棒尽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ずくめ」は接尾語 ) 大勢の人が棒を手にして、取り囲むこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「あたりの茶屋よりぼうずくめ、はすいけまでおひ出し、たれがふむやらたたくやら」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android