正親町三条尹子(読み)おおぎまちさんじょう ただこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正親町三条尹子」の解説

正親町三条尹子 おおぎまちさんじょう-ただこ

?-? 室町時代,足利義教(よしのり)の妻。
権(ごんの)大納言正親町三条公雅(きんまさ)の娘。正親町三条実雅(さねまさ)の妹。永享3年(1431)将軍足利義教の室となる。9年従一位。養母として義教の長男義勝(よしかつ)をそだてる。嘉吉(かきつ)元年赤松満祐(みつすけ)に義教が殺害され,出家。瑞春院と号した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android