義教(読み)ぎきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義教」の解説

義教 ぎきょう

1694-1768 江戸時代中期の僧。
元禄(げんろく)7年生まれ。能登(のと)(石川県)の人。越中(富山県)氷見(ひみ)の円満寺住職。浄土真宗本願寺派学僧として,日蓮宗,真言宗批判に対し「浄土真宗諭客編」「輪駁(りんばく)行蔵録」をあらわして反論する。宝暦5年西本願寺学林の5代能化(のうけ)(学頭)となった。明和5年6月6日死去。75歳。俗姓小原。号は大心海。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android