水呑場遺跡(読み)みずのみばいせき

日本歴史地名大系 「水呑場遺跡」の解説

水呑場遺跡
みずのみばいせき

[現在地名]三珠町大塚

曾根そね丘陵西端部の標高三七〇メートルの丘陵上に立地する。分布調査により良好な縄文時代早期押型文期の遺跡と確認されている。山形文を中心に楕円文や格子目文もみられる。また近くの水呑場北遺跡は昭和六三年(一九八八)に調査され、古墳時代以降と思われる住居跡一軒と土壙一三基、溝二基を検出している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android