物の(読み)モノノ

デジタル大辞泉 「物の」の意味・読み・例文・類語

もの‐の【物の】

[連体]数を表す語の上に付けて、それがほんのわずかであることを表す。たかだか。せいぜい。「物の三人もいれば十分だ」「物の数分で着く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物の」の意味・読み・例文・類語

もの‐の【物の】

連体〙 数を表わす語の上に付けて、それがほんのわずかで、取るに足りないくらいのものであることを表わす語。せいぜい。
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉一「物(モノ)一時(ひととき)経たぬ間に」

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