由良 浅次郎(読み)ユラ アサジロウ

20世紀日本人名事典 「由良 浅次郎」の解説

由良 浅次郎
ユラ アサジロウ

大正・昭和期の実業家 和歌山新聞社会長。



生年
明治11(1878)年1月17日

没年
昭和39(1964)年3月14日

出身地
和歌山県

学歴〔年〕
大阪高工(現・大阪大学)卒

経歴
染色業を営む。第1次世界大戦で染料輸入が止まったため、大正3年由良精工(のちの本州化学工業)を設立し、4年アニリンの製造成功一時、和歌山新聞社の経営にも携わった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「由良 浅次郎」の解説

由良浅次郎 ゆら-あさじろう

1878-1964 大正-昭和時代の実業家。
明治11年1月17日生まれ。染色業をいとなむ。第一次大戦で染料輸入がとまったため,大正3年由良精工(現本州化学工業)を設立し,翌年アニリンの製造に成功。一時,和歌山新聞の経営にもたずさわった。昭和39年3月14日死去。86歳。和歌山県出身。大阪高工(現阪大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android