矢野地村(読み)やのちむら

日本歴史地名大系 「矢野地村」の解説

矢野地村
やのちむら

[現在地名]吉舎町矢野地

海田原かいだはら村の東、馬洗ばせん川右岸の沖積平地と、それに向けて開ける恵木えぎ谷に立地。元和五年(一六一九)の備後国知行帳は「矢ノ地村」として高二二四・九一七石を記す。明暦二年(一六五六)の地詰で、村高二四六石余(畝二四町余)とあり(享保二〇年「三谿郡高畝概帳」福永家文書)、反当収量は九斗九升余。「芸藩通志」に載せる戸口は六〇戸・二七五人で、牛五五・馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android