稚鰤(読み)ワラサ

デジタル大辞泉 「稚鰤」の意味・読み・例文・類語

わらさ【稚鰤】

ブリ成魚になる前のもの。ふつう全長約60センチのものをいう。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稚鰤」の意味・読み・例文・類語

わらさ【稚鰤】

  1. 〘 名詞 〙 ブリの若魚で、全長六〇センチメートル前後のものをいう。刺身鍋物にする。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「大魚一隻。〈若無大魚者わらさ二隻計歟。代銭百四五十計歟〉」(出典安東郡専当沙汰文(1329))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android