見覚(読み)みおぼえ

精選版 日本国語大辞典 「見覚」の意味・読み・例文・類語

み‐おぼえ【見覚】

  1. 〘 名詞 〙 以前に見て記憶していること。
    1. [初出の実例]「見覚して鳥の立らん大瓢」(出典:俳諧・文化句帖‐元年(1804)九月一日)
    2. 「眼を定めてよくよく見れば、見覚(ミオボエ)のある額の切創」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一八下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android