コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

切創 せっそう

3件 の用語解説(切創の意味・用語解説を検索)

大辞林 第三版の解説

せっそう【切創】

刃物でつけた傷。きりきず。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

せっ‐そう〔‐サウ〕【切創】

刃物やガラスの破片などで切ってできた傷。切り傷

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

切創
せっそう
incised wound

小刀、包丁、かみそり、刀などの刃物、ガラスの破片のような鋭利な辺縁のある物体でできる創傷で、俗に切り傷といわれる。この創(きず)は創縁が鋭利、平滑で、周囲組織の挫滅(ざめつ)が少ないのが特徴であり、手術のときのメスによる創が典型的である。打撲傷、擦過傷とともに日常おこりやすい損傷であり、小さい切創から内臓に達する大きな切創まであるが、一般には傷口の大きさのわりに深さは浅いことが多い。しかし、血管が切れるために出血は多く、大血管が切れると急速な出血をきたし、大静脈では空気栓塞(せんそく)をおこし、生命に危険が及ぶ。毛細血管や小血管からの出血は数分間清潔な布やガーゼなどで圧迫すれば止まる。挫滅された組織が少ないので創の治りはよい。創が小さい場合はオキシフルでふき、マーゾニンなどの消毒薬で消毒して市販の滅菌ガーゼなどで覆っておけばおよそ1週間で治癒する。大きい場合も縫合や滅菌テープで傷口を接着させると、やはり1週間で癒合する。瘢痕(はんこん)(きずあと)は細い線状である。泥その他で汚染された創や異物が入っている創は、生理食塩水やオキシフルなどで十分に洗浄したのち、縫合し、抗生物質を投与するが、細菌感染をおこした創は開放のまま治療することがある。感染創では破傷風感染の予防がとくに重要である。[荒木京二郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の切創の言及

【傷】より

…これらのうちで最も多く経験されるのは機械的な外力による損傷(機械的損傷)であり,この機械的損傷が外傷traumaや創傷wound,あるいは〈きず〉〈けが〉にほぼ相当する。外傷も創傷も,損傷の開放性,非開放性のいかんを問わず用いられるが,創傷の場合,〈創〉の1字だけだと開放性機械的損傷(たとえば切創,刺創,射創など)を,〈傷〉の1字だけだと非開放性機械的損傷(たとえば打撲傷など)を意味する。もちろん,この二つは必ずしも明確に区別されているわけではない。…

※「切創」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

切創の関連キーワード亀茲ギヤ刺創ワルカおまけ射創銃創グチイナダかぶれ

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

切創の関連情報