貝取村(読み)かいどりむら

日本歴史地名大系 「貝取村」の解説

貝取村
かいどりむら

[現在地名]多摩市貝取一―五丁目・貝取・豊ヶ丘とよがおか一―六丁目・東寺方ひがしてらがた三丁目・和田わだ三丁目・関戸せきど六丁目・永山ながやま一―七丁目・桜ヶ丘さくらがおか一―四丁目・愛宕あたご一―四丁目

東・北・西を乞田こつた村に囲まれ、北方に飛地関戸せきどがある。南は小野路おのじ(現町田市)。北部を大橋おおはし(乞田川)北東へ流れる。田園簿に貝取村とみえ田三四石余・畑五四石余。旗本松平(宮石)新五左衛門領。ほかに大福だいふく寺領五石余。松平(宮石)新五左衛門直次は寛永一〇年(一六三三)知行を宛行われ(多摩市史)、以後幕末まで続く(旧高旧領取調帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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