退職所得課税(読み)たいしょくしょとくかぜい

ASCII.jpデジタル用語辞典 「退職所得課税」の解説

退職所得課税

退職金に課税される所得税のこと。分離課税制によって計算されるもので、いわゆる給与所得などを対象とする所得税とは違い、優遇措置がとられている。税率は、収入金額から勤続年数に応じた退職所得控除額を差し引き、残りの金額の2分の1に対して課税した額。現年課税で、退職金の支払いの際に差し引いて徴収している。また、社会保険制度からの一時金や、保険会社などの退職一時金も課税対象となる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android