共同通信ニュース用語解説 「2021年の雇用情勢」の解説
2021年の雇用情勢
新型コロナウイルス感染拡大の影響で急激に悪化した20年からはやや改善したものの、回復していない状況。仕事を探す人1人に対し、企業の求人がいくつあるかを示す有効求人倍率は、コロナ禍で対面が必要な業種の求人が減っており、21年は1・10倍前後と伸び悩んだ。コロナ前は1・50倍前後だった。完全失業率は2・8%前後で推移。非正規労働者はコロナ前と比べ、約100万人減った。正社員は増えておらず、失業後、求職もあきらめている人が少なくないとの指摘がある。
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