5~11歳のワクチン接種

共同通信ニュース用語解説 の解説

5~11歳のワクチン接種

新型コロナウイルスに感染する子ども増加を踏まえ、厚生労働省は1月、米ファイザー製ワクチンで5~11歳(約741万人)に無料で接種する方針を決めた。3週間間隔で2回打つ。オミクロン株への5~11歳の予防効果が十分確認されていないことなどから、12歳以上とは異なり予防接種法上の努力義務規定の対象外。国は重症化リスクの高い基礎疾患のある子どもに接種を勧める。投与する有効成分量は12歳以上向けのワクチンの3分の1。政府計画を公表している5~11歳用の供給量は現状、対象者の8割分にとどまる。内訳は2月に約45万人分、3月に約100万人分、4~5月に約450万人分となっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android