68020

ASCII.jpデジタル用語辞典 「68020」の解説

68020

米Motorola社が開発したマイクロプロセッサー。68000や68010と比べ、16ビット幅しかなかった外部データバスを32ビットまで広げたこと、また256bytesの命令キャッシュを内蔵したことが、大きな特長である。また外部アドレスバスの幅も、24bitから32ビットまで拡張され、4Gbytesのアドレス空間リニアに使用すること可能となった。ソフトウェアモデルは、68010をベースとしている。68020のアーキテクチャーは、この後に登場した68030や、組み込み制御向けの68EC020、68300シリーズなどに使われた。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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