リニア(その他表記)Rhynia

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最新 地学事典 「リニア」の解説

リニア

学◆Rhynia

英国スコットランドのRhynieから産出するデボン紀初期の鉱化植物化石群(ライニー植物群)を代表する化石属。基準種のRhynia gwynne-vaughaniiは,原始的な仮道管をもつ維管束植物で,現生維管束植物を含む真正維管束植物とは別系統のリニア植物群を構成する。かつて同属とされたR. majorはその後,仮道管とは異なる通道組織をもつことから,別系統の前維管束植物に再分類され,属名もAglaophytonに改められた。ライニー植物群には小葉類も含まれており,初期陸上植物の多様化過程が保存されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リニア」の意味・わかりやすい解説

リニア
Rhynia

シダ植物古生マツバラン綱古生マツバラン目の化石属。ライニアともいう。デボン紀前期のライニー植物群一員地中にある匍匐部から地上に出ている部分がある。その高さは 15~50cm。根も葉も明らかでなく,円筒形の枝があって,その先端に胞子嚢がある。この植物体の最外方の表皮にはガス交換のための気孔があり,表皮には葉緑粒やデンプンなどを包蔵していたと考えられる大型細胞もみられる。中軸部には維管束がある。水中植物から陸上植物へ移行する段階を暗示する化石

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世界大百科事典(旧版)内のリニアの言及

【ライニア】より

…古生マツバラン類(無葉類)に属する絶滅シダ植物の1属で,ライニー植物群の主要植物(イラスト)。リニアともいう。名は発見されたスコットランドのライニーRhynieにちなむ。…

※「リニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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