ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「87式自走高射機関砲」の意味・わかりやすい解説 87式自走高射機関砲はちななしきじそうこうしゃきかんほう 陸上自衛隊で初の国産自走式高射機関砲。局地防空用として 1982年に試作車を開発,87年から調達開始。主として機動的に運用される部隊の対空援護に使用される。目標の発見,補捉,発射までをデジタル・コンピュータがリアルタイムで計算する。機関砲はスイスのエリコン社製をライセンス生産し,74式戦車の車体に搭載している。主要目は,乗員3,全備重量 38t,全長 7.99m,最高時速 53km,行動距離約 400km,武装 35mm高射機関砲2。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by