9人制バレーボール(読み)きゅうにんせいバレーボール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「9人制バレーボール」の意味・わかりやすい解説

9人制バレーボール
きゅうにんせいバレーボール

1925年日本で独自のルール改定が施されて確立したバレーボール。アジア競技大会の前身である極東選手権競技大会の正式競技に採用されて極東地域独特のものとして発達したことから極東式バレーボールともいう。1チーム9人編成で,前衛,中衛,後衛それぞれ3人ずつを配置する。攻撃が成功するか相手のエラー,ファウルにより1点の得点が認められ,21点先取したチームがそのセットの勝者となり,20対 20の場合先に2点勝ち越した側の勝ちとなる。ゲームは3セットマッチで,一方が2セット先取した時点で勝敗が決まる。サービスは2本まで打てる。コートは男子 21m× 10.5m,女子 18m× 9m,ネットの高さは男子 2.38m,女子 2.15m。センターラインやアタックラインはない。チェンジコートはセットごとに行なう。選手交代は1セット3回までで,同一選手は再び出られない。攻撃はプレーヤー全員同資格。日本では6人制が採用されるまでは9人制が主流だった。背が低い選手でもポジションによっては不利にならず,6人制より動きが激しくないため,クラブチームやママさんバレーなど,大衆スポーツとして日本での人気は根強い。

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