ASMO(読み)えーえすえむおー(その他表記)advanced storage magneto-optical disc

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ASMO」の意味・わかりやすい解説

ASMO
えーえすえむおー
advanced storage magneto-optical disc

次世代型光磁気ディスク(MO)の規格の一つ。DVD‐RAMより大きい片面6ギガバイトの記憶容量があり、映画135分を記録する。パソコンなどの外部記憶装置、アナログ信号デジタル信号に変換するLSIを搭載して家庭用VTRの代替を目ざした。直径120ミリメートル、ディスク厚はDVDと同じ0.6ミリメートルであるが、レーザーの光波長を短くし、磁気超解像再生(CAD方式などの新技術により高密度記録を実現した。富士通日立製作所三洋電機シャープなど15社によるASTC(Advanced Storage Technology Conference)が規格を取りまとめたが、製品化はされなかった。

[岩田倫典]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む