ECVT(スバルジャスティ搭載)

日本の自動車技術240選 の解説

ECVT(スバルジャスティ搭載)

電子制御電磁クラッチに高度なエレクトロ技術を導入し、これにスチールベルト・プーリーを組み合わせて画期的な無段変速機の実用化に成功したことは、省資源時代に相応しい技術として、顕著な役割を果たした。保管場所富士重工業株式会社東京事業所技術1号館1階 (〒181-8577 東京都三鷹市大沢3-9-6)
製作(製造)年1987
製作者(社)富士重工業株式会社
資料の種類その他
現状展示(静態)・公開
型式名E-KA5
会社名富士重工業㈱
適用車種スバルジャスティ
製作開始年1984
実用化年1987
エピソード・話題性世界初の電子制御電磁クラッチ式無断変速機
特徴・電磁クラッチの励磁コイルをドリブンメンバ側に配置換えし、放熱性の向上と大幅な軽量化を実現。・発進クラッチ制御とCVT制御部を完全に独立させ、全体の信頼性を向上させた。・コンベンショナルなシンクロ機能を採用し、コンパクトな構成とした。
参考文献スバル技報No.13およびNo.15
その他事項搭載車用途:小型乗用車;実物所在:富士重工業東京事務所;搭載車スタイル:ハッチバック;ドア数:3;乗員:5;車両重量:660kg;全長:3,535mm;全幅:1,535mm;全高:1,390mm;タイヤサイズ:145SR12;軸距:2,285mm;冷却:水冷;気筒配列:OHC3気筒;内径x行程:78.0x69.6mm;排気量:997cc;馬力/回転数:63/6,000(PS/rpm);燃料タンク容量:35L;トランスミッション型式:TB40型自動無断;駆動方式:FF;クラッチ形式:電子制御電磁クラッチ;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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