ELISA(読み)エライサ

化学辞典 第2版 「ELISA」の解説

ELISA(エライサ)
エライサ
enzyme-linked immunosorbent assay

エンザイムイムノアッセイともいう.抗原抗体反応を利用する微量定量法の一種抗原または抗体を酵素で標識しておき,その酵素活性を測定することにより抗原抗体反応産物量を知ることができる.種々の変法が開発されているが,次のようなサンドイッチ法は,その一例である.プラスチック表面にはタンパク質が非特異的に結合する傾向が強いのでこの性質を利用して,まず抗体をプラスチック面に結合させる.これに試料を添加すると試料中の抗原が抗体にトラップされる.これにさらに酵素標識抗体を反応させ,その結合量から抗原(目的物質)量を求めることができる.標識用酵素としては,比色定量が容易なペルオキシダーゼアルカリホスファターゼなどが用いられる.[別用語参照]イムノアッセイ


ELISA
イーエルアイセスエー

enzyme-linked immunosorbent assayの略称.[同義異語]ELISA(エライサ)

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

内科学 第10版 「ELISA」の解説

ELISA

enzyme-linked immunosorbent assay,酵素結合免疫吸着測定法,エライザ法

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む