法則の辞典 「MK分類」の解説 MK分類【MK classification】 きちんと記すと「モーガン‐キーナンの分類*」となるのだが,通常は略称で呼ばれている.恒星の分類を絶対光度によって行うシステムで,ハーヴァード分類*と併用される.絶対等級の明るいものから暗いものへとローマ数字I~Vをつける.1943年にモーガン(W. W. Morgan)とキーナン(P. C. Keenan)の提案したもの. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のMK分類の言及 【スペクトル型】より …これを絶対光度効果という。恒星スペクトルの特徴を温度と絶対光度との二次元に分類する方法は,1940年代にヤーキス天文台のモーガンW.W.MorganとキーナンP.C.Keenanによって完成され,MK分類と呼ばれる。星のスペクトルから温度を知るとその星の絶対光度がわかり,見かけの明るさとの比較からその星の距離がわかる。… ※「MK分類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by