N-アセチル-D-マンノサミン(読み)アセチルマンノサミン

化学辞典 第2版 の解説

N-アセチル-D-マンノサミン
アセチルマンノサミン
N-acetyl-D-mannosamine

2-acetamido-2-deoxy-D-mannose.C8H15NO6(221.21).略号ManNAc.細菌の細胞壁多糖の構成成分シアル酸の生合成前駆物質として重要で,相当する6-リン酸エステルがホスホエノールピルビン酸と縮合して,N-アセチルノイラミン酸9-リン酸となる.融点128~129 ℃.-9→+10°(水).エルソン-モルガン法で定量される.[CAS 3615-17-6][別用語参照]D-マンノサミン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む