N-アセチル-D-マンノサミン(読み)アセチルマンノサミン

化学辞典 第2版 の解説

N-アセチル-D-マンノサミン
アセチルマンノサミン
N-acetyl-D-mannosamine

2-acetamido-2-deoxy-D-mannose.C8H15NO6(221.21).略号ManNAc.細菌の細胞壁多糖の構成成分シアル酸の生合成前駆物質として重要で,相当する6-リン酸エステルがホスホエノールピルビン酸と縮合して,N-アセチルノイラミン酸9-リン酸となる.融点128~129 ℃.-9→+10°(水).エルソン-モルガン法で定量される.[CAS 3615-17-6][別用語参照]D-マンノサミン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む