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X線撮影法 エックスせんさつえいほうradiography; x-ray photography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

X線撮影法
エックスせんさつえいほう
radiography; x-ray photography

物質透過性のあるX線を利用して,人体臓器の形態や機能の変化を診断するための撮影法。X線が人体を透過するとき,各組織の構造や大きさ,あるいは病的変化や異物の存在などによって,その吸収率に差が生じ,記録された画像 (X線写真) に濃淡の差ができてくる。こうした単純撮影法のほかに,検査しようとする臓器に吸収率の非常に異なった物質 (造影剤) を入れて,周辺の臓器との対照度を高めて鮮明な画像を得る撮影法もある。X線で診断を行うには,ケイ光板の投影された映像を見てその場で診断する透視診断法のほか,いったんX線用フィルムに写して現像処理し,それで診断する写真診断法がある (X線間接撮影) 。また被写体の特定の断面だけを描出する断層撮影法や,人体各臓器断面のX線透過線量をコンピュータによって解析して画像を作成するコンピュータ断層撮影 (CTスキャン) もある。

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