BHP・ビリトン(読み)ビーエッチピービリトン

百科事典マイペディア 「BHP・ビリトン」の意味・わかりやすい解説

BHP・ビリトン[会社]【ビーエッチピービリトン】

1885年,ブロークン・ヒルで発見された鉛・亜鉛鉱などの開発を目的に設立されたオーストラリア最大の会社。名前はブロークンヒル・プロプライエタリー,略称BHP。本社メルボルン。1915年鉄鋼生産を開始,石油・天然ガスの開発やセメント製造などにも進出。国内外に銅,鉄,金,石炭など多くの鉱山所有。世界50ヵ国以上に生産・販売拠点をもち,日本とは設備輸入鉄鉱石輸出など関係が深く,売上の13%を占める。2001年よりBHP・ビリトンに改称。2009年6月期売上高502億1100万ドル。→ブロークン・ヒル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android