内部統制に関する書籍やHPの中で、下記のような図をそこかしこで見ていないでしょうか?通称、COSOキューブと呼ばれているものです。COSOは、トレッドウェイ委員会支援組織委員会(The Committee of Sponsoring Organization of theTreadway Commission)が策定し、発表した「内部統制_統合的枠組み」の通称で、国際的な内部統制の枠組み(フレームワーク)の代表的なものであります。 日本の内部統制の基準も、この国際的な内部統制の枠組み(フレームワーク)である米国のCOSOの枠組みを基本的に踏襲し、それに日本の実情を反映・加味し策定されています。この米国のCOSOでは、内部統制は3つの目的と5つの基本的要素からなっています。 つまり、上記記載のとおり、日本での実情に合わせ、1つの目的、1つの基本的要素が追加されています。