20世紀西洋人名事典 「D.B.ドゥルティ」の解説
D.B. ドゥルティ
Dumange Buenaventura Durruti
1896 - 1936.11.19
スペインの活動家。
レオンの社会党系組合に所属し1917年ゼネストに加わり、パリに亡命し、’20年帰国する。アナキスト活動家として知られ、各地でテロルや資金調達を指揮し、パリでは訪問中のアルフォンソ13世の暗殺を試みる。’31年共和制成立で帰国するが全国蜂起を指導し、度々逮捕される。内乱ではバルセロナの反乱軍を破り活躍するが、マドリード防衛戦に参加直後、銃弾による謎の死を遂げる。行動的アナキストの象徴的存在である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報