ERL(読み)アーラン(その他表記)Erlang

デジタル大辞泉 「ERL」の意味・読み・例文・類語

アーラン(Erlang)

トラフィック(通信回線や設備の利用)に関する国際単位の一。呼量単位時間あたりの単位回線の占有量)を表す。単位時間あたりの平均使用回数と平均占有時間の積でも表される。名称は、通信トラフィック工学の創始で知られるデンマークの数学者アーラン(Agner K.Erlang)にちなむ。ERLまたはerlとも表記する。
プログラミング言語の一。並行処理に向く関数型言語であり、1986年にスウェーデンのエリクソン社で開発され、1998年にオープンソースとして公開された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のERLの言及

【呼量】より

… トラヒック量=通信回線の延べ保留時間これは観測時間により変わるが,これを単位時間当りに換算した値が呼量であり,呼量はトラヒック密度とも呼ばれる。呼量は次元のない単なる割合を示す量であるが,トラヒック理論の創始者A.K.Erlangの名にちなみアーラン(記号erl)という単位で示される。1本の回線が運びうる最大の呼量はその回線が連続して使用されている場合で,そのときの通信量が1アーランに相当する。…

※「ERL」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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